マツダ RX-7 VeilSide Fortune Model 制作記 1/3タミヤ 1/24 マツダRX-7 R1+Decal Shopトランスキット■MAZDA RX-7 VeilSide Fortune Model |
「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」で登場したVeilSideのチューニングカーを制作します。 ご覧の通りFDの原型を留めておらず、辛うじてキャビン周りに面影が残っています。 レジン製のトランスキットを入手することが出来ましたのでそれを使います。 |
レジンキットは梱包箱や取説の類はなく、むき出しの状態のものをヤフオクで購入しました。
メーカーは不詳です。 ※ロシアの「Decal Shop」というお店のキットのようです。 デカールにも印字されていましたが、店名とは思いませんでした。 |
形状は概ね良好のようですが、あまり詳細にチェックすると気になるところが出てくるので見ないことにします。 天井裏に刻印があり、タミヤのキットを改造して作られていることが分かりましたので手持ちのタミヤのキットを用意します。 |
ボディは全交換ですがシャシーと内装はタミヤのキットを使います。 仮組みしたらフロントリップが干渉していたので切り落としました。 |
ボディの前後は実車と同じラインで分割されていますがプラモデルとは違い合いが悪いので、接着後一旦パテで繋ぎ目を均してからスジ彫りを彫り直すことにします。 |
またパーツが薄く整形されていてボンネット裏にはモールドまで追加されていますが、穴が空きそうなほど薄くなっていたのでパテで裏打ちしておきます。 |
リベットがモールドされていますが塗装の邪魔なので削り落とし、後でインセクトピンを打ち直すことにします。 またキットにはレジン製のリアウィンドウとヘッドライトカバーが付属していますが、これも塩ビ板で作り直すことにします。 |
リアウィンドウ周りにマスキングゾルを塗り、ポリパテで埋めます。 硬化後ボディの曲面に合わせて削り、取り外してリアウィンドウのヒートプレス用の原型とします。 |
ヘッドライトカバーも同様にポリパテで原型を製作します。 |
各クリアパーツ周りの形状を整えるため、0.3mmのプラ板をヒートプレスしてダミーのリアウィンドウとヘッドライトカバーを製作します。 |
ヘッドライト周りにポリパテを盛り、硬化前に離型剤を塗布したダミーのヘッドライトカバーを被せます。 硬化後削ってボディとカバーを面一にします。 |
リアウィンドウも同様に処理しますが、元々なかった接着代を作るために裏からもポリパテを盛り付けます。 |
ポリパテが硬化したらリアウィンドウを取り外し、形を整えます。 |
ヘッドライト周りも同様に形を整えます。 またキットのヘッドライトは円形のモールドがあるだけです。 削り落として更にピンバイスで凹みも作り、後でクリアパーツを埋め込むことにします。 |
写真では分かり辛いですが、ホワイトパテの溶きパテで表面を整えました。 |
サイドマーカーがボディにモールドされていているため、削り落としてクリア化します。 削り落とす前にブルーミックスで型を取ります。 |
出来た型にUVクリアレジンを流し込んで完成です。いくつか作って出来の良いものを使用することにします。 テールランプはプラキットのパーツを加工して製作します。 |
マスキングテープで型取り、その形状に切り出していきます。 塗装の厚みを考慮して、ひと回り小さく削りました。 |
サイドマーカーは削り落とす前に、クリアパーツの貼り付けの目印として穴を開けておきました。 次にスジ彫りの修正です。 キットは実車と同じ部分で分割されていますが、接合部がスジ彫りとなって厄介です。 |
結合部はパテで埋めて彫り直すことにします。また他のスジ彫りもダルかったり、ヨレていたり、一部埋まっていたりしているため、全て彫り直しです。 |
まずは幅広になってもいいので真っ直ぐ深く彫り、その後一旦溶きパテで埋めます。 そしてエッチングソー等で細く彫り直します。これを5回位繰り返してスジ彫りを仕上げます。 |
溶きパテで埋めた後、生乾き状態で彫り直すと力を入れなくても良いので綺麗に仕上がります。 またその際盛り上がったパテは乾燥するまで放置して、乾燥後に削り落とします。 |
その他のパーツも表面を整え、サフ吹きの準備をします。 ドアミラーとリアウィングには軸打ちをしておきました。 |
サフを吹き、まだ傷が残っているところは溶きパテで修正。 2、3回繰り返してようやく外装部品の下処理が完了しました。 |