マツダ NDロードスター(幌開閉モデル) 制作記 2/2タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.342 マツダ ロードスター改造■ROADSTER (MX-5) |
モーターはRFの時と同じ1.5〜3.0V駆動の小型モーターを使用します。 これもRFと同じく電池1本で駆動させて昇圧回路で速度調整する予定です。 モーターの設置場所はフロント側です。 |
しかし今回は動作負荷が高くて昇圧してもすぐに電圧が落ちてしまうため、電池2本の3V駆動に変更しました。 当初電池はリアに1本設置する予定でしたが、フロント側にもう1本追加します。 また動作トルクが高いため、腕の軸に圧入しているギアが空転してしまいました。 そこでこの軸径を1mmから2mmに変更し、圧入力を高め空転防止としました。 |
リアに電池ボックスを設置します。 電池ボックスから出ているリード線は幌収納スペースの底に這わせ、フロント側へ引き込んでいます。 |
分解できるように各部品を加工し、フィギュア・シートを設置します。 |
フィギュアはキットのお兄さんのままでは面白くないので、私自身をイメージして改造しました。 顔の造形を直すのは難しいので、帽子・サングラス・服装といったところを私が所有しているものに作り変えています。 |
幌を閉じたときに幌のフレームとシートが干渉するため、運転席側のシートを随分低くしました。 助手席側もそれに合わせて加工します。 |
ダッシュボードを接着してしまうとフィギュアが脱着出来ません。 ダッシュボード裏にプラ棒でピンを立て、差し込み式に変更しました。 切り貼りしたタイヤハウスも綺麗に整形します。 |
タイヤハウスは色々加工しましたが、最終的には元のサイズ近くに戻りました。 リアサスも少ししか干渉していなかったので、最小限の加工で済みました。 エアロボード等も幌やフレームに干渉しないようにサイズを調整します。 |
塗装に移ります。ウィノーブラックで塗装し、GXメタルレッド、ガイアのクリアーレッドと吹き重ねます。 このクリアーレッドを一気に吹き付けてしまったため、フロントのエッジ部に塗料が溜まってしまいました。 |
剥離したいところでしたが、番組撮影の3日前でやり直す時間がなかったため、クリアーレッドを吹き重ねて誤魔化すことにしました。 狙いより少し濃い赤となってしまいましたが、何とか目立たないレベルまで修正出来ました。 その後EX-クリアーでコーティングして研ぎ出しました。 |
フィギュアの塗装です。肌と衣服はラッカーのブラシ塗装。その後同じくラッカーの筆塗りで陰影を付けました。 帽子・サングラスはエナメルの筆塗りです。 |
このモデルは基本フィギュアが幌を握ったままなので幌を全開にすることはありませんが、腕を外して全開にすることもできます。 その時幌の張りによって幌が浮き上がってくるため、マグネットを使って固定できるようにしました。 電動中は邪魔なため、マグネットを仕込んだアームは収納式となっています。マグネットは5mm×5mm×1mmのネオジです。 |
すべてのパーツが完成しました。メンテし易いように、写真のような状態まで分解することが出来ます。 このロードスター電動2部作ですが、ほぼ思い描いていたような形で完成させることができました。 またそれぞれTV出演のきっかけ、そして出演作となった思い出の作品となりました。 |