デイトナ ビアルビート 制作記 1/3アオシマ 1/24 Sパッケージ バージョンR No.78 RSマッハ ビート改造■DAYTONA BIALBEAT |
今回はデイトナから販売されていたビートのカスタムキット「ビアルビート」を制作します。 フロントがアバルト1000ビアルベーロのコピーです。販売台数は8台だそうです。 |
どこから手を付けたらいいのかよく分からない形状のため、こういうときはまず適当にパテを塗り付けます。 そして写真を眺めながら何となく削っていくと何となく形になっていきます。 |
雰囲気が出てきたのでヘッドライトの形状を決めます。 8mmのプラパイプで整形しましたが、少し細く感じたのでマスキングテープを貼ってやり直し。 最終的にはテープ無しで再修正しています。 |
ライト周囲の段差はマスキングテープの細切りを貼った上からパテ盛りし、研磨後剥がして再現しました。 ただここも何回も形状を直しているので、面倒になって最終的には手彫りで仕上げました。 |
ウィンカーの凹みも離型剤を塗った丸棒をパテが硬化する前に差し込んで整形しました。 ボンネットのラインも何度も修正しています。とにかく感覚だけの作業なのでやり直しが多いです。 |
ネット上の写真を見る限り、エンジンフードはノーマルのフードの上に被せているように見えるため、そのように製作します。 まずは重ねたプラ材を両面テープで貼り付け一枚おきに外します。 その後全体に離型剤を塗布し、ポリパテを盛り付けます。 |
硬化したら取り外し形を整えます。 プラ材も慎重に取り外してスリットが再現できました。 スリットはプラ材で作った方が強度・精度共に良いのですが、経年劣化で接合部が浮き出てくるのが懸念されるため、単一素材で製作しました。 |
キットはアンテナが省略(というか外した仕様?)のため、インセクトピンとプラ材で追加工作しました。 |
サイドインテークが塞がっているため開口しました。 続いてサイドマーカーですが、キットではモールドで再現されています。 |
ここも開口し、後から透明パーツをはめ込むことことにします。 フロントの修正が続きますが、それほど思い入れのある車ではないためこの辺で終了。 外装の加工が完了しました。 |
内装の製作に取り掛かります。キットはバスタブ構造でドアの内張りが再現されていないため自作します。 写真のように内張りの下部を1.5mmのプラ板から、上部を1mmのプラ版から切り出します。 上部はシモムラアレックのR-V6で削って凹ませます。 |
インナーハンドルの囲みを0.3mmの真鍮線で製作します。 断面をインナーハンドル部の形状に加工したプラ棒に真鍮線を巻きつけて切り出し、 ペーパーで削って平にしたものを貼り付けます。 その後指が入る部分を開口します。 |
真鍮線のつなぎ目をパテで整えます。 プラ材でグリップ、ドアノブ、ドアロックも製作し貼り付けます。 下部はガイドを使ってスジ彫りを追加します。 |
スピーカーグリルのスジ彫り加工時、マジックで色付けをしておくとスジ彫りの間隔が掴みやすいです。 各パーツを結合して、ドアの内張りが完成しました。 |
シートベルトのガイドを製作します。 2mmのプラ板を加工しますが細かな作業のため、持ち手として余分にプラ板がくっついた状態で作業すると加工し易いです。 |
シート裏の肉ヌスミはポリパテで塞いでおきます。 シートベルトのキャッチはプラ材の切り貼りで製作。少しガタついていたので後でもう少しだけ整形しておきました。 |
これでほぼ加工が完了しました。次は塗装ですね。 |