マツダ 787B テストカー 1991 制作記 1/2タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズNo.112 マツダ787B改造■MAZDA 787B Test Car 1991 |
マツダ 787Bです。キットは15年ほど前に入手したオレンジ成形色品と、昨年再販された白成形色品の2個所有してます。 再販品の方はデカールが不足しているため、同時にTABU DESIGNのデカールも購入しました。 |
古い方はデカールがかなり痛んでいて使用に耐えないかも知れません。 ということで、新しい方は普通にチャージカラーで仕上げ、古い方はカーボン剥き出し・スポンサーロゴ無しのテストカー仕様で仕上げたいと思います。 |
11/10の名古屋オー集に向けて、10/20から制作開始(遅い!) 1台しか間に合いそうにありませんが、やはりチャージカラーの方から制作することにします。 まずは全パーツをランナーから切り外し、ゲートやパーティングラインを処理します。 また目立つイジェクトピンの跡をパテで埋めます。 |
シャシーが酷く歪んでいたので手で強引に捻って修正。 また上下のカウルの面が揃っていなかったので、内部部品にプラ板を貼ってカウルを押し広げるようにしました。 |
ズレ量が大きいのであまり強制的に外に広げてもカウルが歪むため、後はペーパーで均して極力面が揃うようにしました。 各モールドも掘り直してシャープにします。 |
牽引フックの厚みが気になったので削って薄くしました。 シャシーには完成後にケースの台座に取り付けられるようにM4のナットを2個仕込みました。 下処理が完了したので次に塗装に移ります。 |
時間がないためボディは缶スプレーで済ませます。 サフ吹き後ホワイトを塗りましたが色乗りが悪いです。 塗膜が厚くなり過ぎてもいけないので、ある程度で妥協してマスキングします。 後から塗るグリーンの発色が悪くならないように、オレンジの段階からマスキングしています。 |
缶スプレーのTS-96蛍光オレンジを塗りましたが更に色乗りが悪くてムラが出来、目立つところに大きなゴミも噛んでしまいました。 シンナー風呂行き確定ですが、既にオー集4日前の水曜日。 色々シミュレーションしましたが、どんなに無茶をしても間に合いそうにありません。 ここでチャージカラー版は断念して急遽テストカー版の制作に切り替え、木曜日からリスタート。 |
こちらのシャシーも歪んでいたので修正。 ヒケやピン跡をパテで処理しました。 そしてエンジンは作り込む時間や塗装する時間も惜しいので、前後カウルを接着してしまい見えないようにしました。 |
手元の資料ではライトは4灯ではなく2灯になっているため、プラ板で取り付け用の穴を塞ぎました。 黒サフ後、カーボンを意識してほんの少しメタル色を混ぜたブラックを吹きましたがほとんど分かりませんね。 |
フロントのMAZDASPEEDのロゴのアンダーバーはマスキングして塗装で再現しました。 |
その他のロゴはMDプリンタで自作しましたが少し透けています。 2枚重ねにすると発色は良くなりますが、デカールの段差が大きくなります。 今回艶消し仕上のため研ぎ出しは行いませんが、段差が大きいとクリア塗装→研ぎ出し→艶消し塗装といった工程が必要になります。 幸い下地が黒一色であまり気にならないため、1枚貼りのまま進めます。 |
各部品を塗装。シートベルトも立体的なモールドなので、塗装だけでも十分見栄えがします。 |
ホイールはガイアのプレミアムミラークロームで塗装後、小さく切ったマスキングテープを貼りつないでマスキングをし、スターブライトゴールドを吹きました。 |
ウィンドウの黒枠も塗装。エンジンパーツは見えなくなるので大雑把な色分けだけして細部の塗装は省略しました。 この時点でオー週当日の朝5時になっていました。死にそう…。 |
大急ぎで組み立てて何とかそれっぽい形になり、名古屋オー集に展示することが出来ましたが 細部の仕上げがまだなので、これで完成ではありません。 |