マツダ ロードスター RF 制作記 2/3タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.342 マツダ ロードスター改造■ROADSTER RF (MX-5 RF) |
ピラーをプラ板で製作し本体に取り付けました。 リアルーフの可動軸は、折り畳み時にフロントルーフとフェンダーの僅かな隙間に納まります。 スペースが少なく苦労しましたが、うまく出来ました。 |
ようやくルーフの開閉機構に目途が立ちました。最終的にどのような機構になったかはご覧の図の通りです。 一見複雑そうに見えますが、2つの4節リンクから成り立っているだけです。 実車の変形イメージをあまり損なうことなく、構造としてはシンプルに仕上げることができました。 |
インテリア側に真鍮線がむき出しになっていたのでプラ板で塞ぎました。 幸いシートと干渉しなかったので、塗装すれば違和感はないでしょう。 |
ルーフの裏側の真鍮線も連結部を残してプラ板で隠します。 可動はしませんが、フロントウィンドウのフレームにロックする為のフックも製作しました。 |
ベース固定用兼フロアパーツ分解用のナットを組み込みます。 前作のロードスターではシャシーにナットを取り付けましたが、今回はフロア側に取り付けました。 そうすることでフロアパーツが完成後も分解できるようになり、メンテし易くなります。 ベース固定時はスペーサーを挟むか片方のナットだけベース固定用に使おうと思います。 |
ルーフがバラバラなので、気を付けていましたが微妙に段差が出来てしまいました。 パテを盛って各面が揃うように整えます。 |
シャシーのリア側はルーフを収納するために穴だらけにしてしまったので、出来るだけキットの原型を残しつつ塞ぎます。 次にルーフ収納部からタイヤハウスの隙間が見えるため、ここをも塞ぎたいと思います。 |
現物合わせで型紙を作り、プラ板を切り出します。 組み立て時に出来るだけ支障がないように、ホイールハウスを延長し隙間を隠しました。 |
ルーフの可動軸やトランク奥が丸見えなので、壁を作って隠します。 |
フロント・ミドルルーフの可動軸もプラ板で隠します。 真ん中に穴が開いていますがこれはフロントルーフのフック部の逃げで、ルーフ収納時はフックを引っ掛けているようにらしく作りました。 実車はこのようなパーツは無いようですが、この模型では可動軸が見えてしまうため付け足しました。 |
ルーフにスジ掘りを追加します。 貼り重ねたマスキングテープをガイドにしてラインチゼルでスジ掘りしました。 元々のキットの各部のスジ掘りも一緒に掘り直しています。 次にヘッドレストですが・・・。 |
少し分かり辛いですが、クローズ時にルーフのフレームに干渉してしまいます。 仕方がないので少し前方に移動させ、高さも微妙に下げて干渉しないようにしました。 |
ヘッドレストの位置は何とか違和感ない範囲内で修正できました。 続いてシートベルトのガイドを製作します。 前回と作り方を変え、1.5mmプラ板から切り出したパーツをシートに接着後、エッチングソーで切れ込みを入れています。 |
ストップランプはリアルーフ製作時にキットからカットし残しておいたパーツから移植します。 後の磨き工程を考えると接着しない方が良いかとも考えましたが、塗装後接着だと浮いた感じになると思い接着しました。 続いて足回りの仮組を行います。 |
写真では分かり辛いですが、デフのあたりが干渉して全体が少し浮き上がっていたため、削って低く抑えました。 |
RFのトンネルメンバーはソフトトップ車と少し形状が異なります。 ボディの剛性バランスが変化したため、トンネルメンバーの剛性をあえて落としているそうです。 「ロードスターRFのすべて」本に丁度良いCGイラストが載っていいたため、サイズを合わせて印刷したものを両面テープで貼り付け、ピンバイスで開口しました。 |
リアサスペンションですが、分かってはいましたがものすごく干渉しているため、干渉部をカットしました。 思っていたよりはスプリングの形状が残ったため、これで良しとします。 |
RFの内装で忘れてはならない加工がここ。ルーフ開閉のスイッチです。 0.5mmの角棒で作りました。 これで部品の加工がほぼ完了したので、いよいよ塗装です。 |
電動化するためコの字形状に曲げた真鍮線を可動軸に半田付けします。 その際プラが溶けないように水で濡らしたティッシュを当てておきました。 このコの字のパーツは後で数回作り直しています。 また真鍮パイプと真鍮線で新たなリンクパーツも作りました。 |
写真では分かり辛いですが、ロッドを前後に動かすことでルーフが動くようになりました。 回転運動を直線運動に変換した訳です。 |
続いてモーターやギヤの調達です。ギヤはジャンクパーツのような袋詰め品をいくつか購入し、使えそうなものを選びました。 モーターは定格1.5V駆動、回転速度33rpmというギヤヘッド付きのモーターです。 小型低速で今回の作品にぴったりのモーターを見つけました。 |
ギヤの材質はポリアセタールのため普通の接着剤は使えません。 そこでセメダインPPXを用意しました。ギヤユニットを仮組しレイアウトを検討します。 モーターの力を伝達・制御するために特殊な穴形状のスライダーを作りますが、CADを使って当たりを付けました。 |
ギヤは各部の干渉を避けるため、最終的に写真のようなレイアウトに決まりました。 非常にタイトですが、上手く納まりました。 |