愛車を作ろう!Full Scratch Modelling Cars

模型撮影ブースver.1

自作の模型撮影ブース


photobooth1_01 photobooth1_02 photobooth1_03  模型の完成写真はできるだけ綺麗に撮影してアップロードしたいものですよね。 ということで、今まで私は簡単な模型撮影ブースを製作して撮影していました。 作り方は簡単。材料は主に発泡材の板で、まずは加工した3枚の板をビニールテープで結合します。 そして両端に丸棒を貼り付けた背景紙を引っ掛け、上面に照明の拡散用に半透明のポリプロピレンのシートを被せれば完成です。

photobooth1_04 photobooth1_05 photobooth1_06  使い終わったら写真のように折りたたむことが出来収納性は抜群です。 背景紙は丸めるために気をつけないと痛みやすい欠点はありますが、組み立てと収納、背景色の交換が手軽に行えるために長い間使用してきました。 ユーノス500から1/64 SHINARIまでの完成品はこれを使って撮影しています。

photobooth1_07 photobooth1_08 photobooth1_09  窓際で撮影を行い、照明はデスクライトと自然光との組み合わせです。 背景として自作品は黒、ミニカーは白の普通の画用紙を使っています。 ただ他にも用意してまして、「ハイミロン」という少し変わった素材があります。 これはホームシアターなどで使用される極めて反射の少ない布です。 私はホームシアターや日曜大工も好きで、20年以上前から自室にホームシアターを構築しています。 写真は98インチスクリーンに映し出されるSHINARIの図です。

photobooth1_10 photobooth1_11 photobooth1_12  ハイミロンがどれくらい反射が少ないかお見せしましょう。 左がハイミロンで、光を当ててもほとんどテカりません。真ん中は黒の画用紙で、黒ではなくグレーに見えます。 右はエンボス加工したポリプロピレンのシートですが、これもよく反射し少しギラついた感じがします。 シアタールームの壁に貼り付けると迷光を吸収して効果てきめんですが、少し高価な上、常時壁に貼り付けておくのは躊躇いがあるので実際は使用していません。

photobooth1_13 photobooth1_14 photobooth1_15  では模型撮影の背景として使用してみましょう。 背景として使えそうな5色を選定しました。 まずは黒。正に漆黒で、宇宙空間に浮かんでいるようにさえ見えます。面白い効果も得られますが、作品の黒の部分と同化してしまっています。 紺も同様の傾向ですが、もう少し明るい青ならボディの赤と良いコントラストになるかもしれません。

photobooth1_16 photobooth1_17 photobooth1_18  えんじ色はボディ色とマッチしてかなりかっこ良いのではないでしょうか。 グレーは適度なコントラストで、模型の形も良く分かり無難ながら中々綺麗です。 白も形は良く分かるのですが、ちょっと白茶けた感じです。 このようにハイミロンは使いこなせば面白い素材ですが、非常に埃が付き易いという欠点があります。 結局今は扱いやすい黒画用紙を背景として使うのが私のデフォルトですが、また試してみたい素材です。


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