マツダ ランティス 制作記 1/3ネコワークス製 マツダ ランティス改造■LANTIS (MAZDA323F) |
ランティスに乗っていた頃、ネコワークスさんのガレージキットを作ってダッシュボードに飾っていました。 当時ランティスのミニチュアと言えば、ヘルパの1/87ミニカーとこのキットしかありませんでした。 しかしこのキットはランティスの特徴を非常に良くとらえていて、かなり満足度の高いものでした。 現状は熱によって塗装がボロボロの状態ですが、今回これをリメイクします。 |
昔、実車と連動して灯火類が点灯・点滅するという「チョロQ イルミネーションシリーズ」という商品がありました。 以前制作したときはそのチョロQのパーツを移植し、点灯させて遊んでいました。 |
実車と連動して点灯する様子は非常に面白かったのですが、今回は点灯させない代わりに内装も製作して少し作り込むことにします。 |
以前制作したときはマツダスピードエアロ仕様に改造して複製していました。 まずはその原型の内部をくり貫き、タイヤも切断します。 |
切断したタイヤは歪な形状のため、綺麗な円形に整形します。 単3電池の外径が丁度同じくらいの大きさだったためブルーミックスで型を取り、ポリパテを少し型内に盛ってからタイヤを入れて形を整えます。 |
綺麗な円形になりましたが厚みがバラバラです。 そこで写真のような冶具を用意してやすりで削ります。 |
簡単に4本のタイヤの厚みを並行で均一に揃えることが出来ました。 冶具なしの手作業だと特に平行に削ることが難しいのでお勧めの方法です。 |
シャシーの製作です。 プラ板で製作しますが、台座に固定できるようにナットを仕込めるように加工します。 |
続いてリアシートの製作です。 各種厚さのプラ板を切り出し、それぞれペーパーで削って丸みを持たせ貼り付けます。 |
続いてダッシュボードです。 ポリパテを盛り付けひたすら削ります。説明がザルですみません(笑) |
続いてシートの製作です。 プラ板で型を作り、離型剤を塗ってポリパテを充填します。 |
パテの塊を削ってシートの完成です。 ブルーミックスで簡易型を作って複製しましたが、かなり気泡が残りました。 |
気泡をパテで埋めて2座完成です。 シートはダッシュボードのパーツと結合してワンパーツ化しました。 ハンドルもアルミ線、プラ板、光硬化パテで製作しました。 |
今回初めてエンジンルームも製作します。2000cc V型6気筒 KF-ZE型エンジンです。 リアルスケールはとても無理ですが、ディフォルメならばということで挑戦です。 プラ板を切り貼りし、底上げ式で製作。 ボンネットは別の複製ボディから切り出します。 |
切り出したボンネットは薄く加工。更に0.14mmプラペーパーで簡単なディティールアップを施しました。 そしてヒンジも製作しますがなぜか固定。 |
今回のボンネットは無理に可動式にせず、差し替え式で開閉を再現するようにしてみました。 |
パッと見は可動式に見える、ディフォルメカー故に可能なアイデアでした。 エンジンルームはディティールを追加してそこそこゴチャゴチャ感を出しました。 |
一通りパーツが揃いましたので、サフを吹いて仕上げます。 やはりランティスのスタイルは最高です! |
小さいながらも見どころ一杯の作品になりそうです。次回はこの部品を複製します。 |