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マツダ ランティス クーペ 制作記1/24 フルスクラッチ■LANTIS COUPE(MAZDA323F) |
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模型作りから10年程離れており、カーモデルのフルスクラッチも初挑戦でしたが、「愛車の模型が欲しい」という一念と、実車を見ながらの制作なので何とかなるとの思いから、ランティスの制作を始めました。 一日眺めていても飽きない素晴らしいデザインの再現が最大の目標でした。 |
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制作を開始した頃はHPを作るつもりは全く無かったので、制作途中の写真は形状チェック用のものくらいしか残っていませんが、制作記風にまとめてみました。 1次原型の材料は10mm厚のバルサです。貼り付け面は削っても基準線として見えるように着色しました。 表面は瞬間接着剤と溶きパテで都度コーティングしながら作業を進めました。右端の写真はサフを吹いた状態です。 |
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内側をくり貫いて1次原型の完成です。 写真は最近撮影したもののため、経年劣化によりひび割れしています。 これを作っている時には結構うまくできたと思っていましたが、全体的にぼってりとしており、実車や写真で確認すると全然形状が出ていないのが分かります。 |
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1次原型をレジンで複製し、内装の制作に取り掛かります。シャシーはプラ板、ダッシュボード・シートはポリパテの塊です。 ここまでで約半年かかっていますが、仕事があまりにも忙しくて模型制作どころではなくなり、ここから約5年間停滞します。 正直二度と完成することはないと思っていました。 |
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停滞している間になんと「たのみこむ」よりガレージキットが発売されました。 しかしプレスラインが妙に強調されていたり、全体的に流麗さも感じられず、内装も簡素で残念な出来でした。 ただ1/24としては唯一の模型ですし、どう見てもランティスにしか見えませんので、実車オーナーでなければ我慢できるかな? |
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仕事がやや落ち着いてきたので本当に久しぶりの再開です。久しぶりに弄ってみると何か実車と違う気がします。もう一度全体のバランスを見直す事にしました。 模型の写真を撮って、実車の写真やカタログ掲載図面とパソコン上で重ね合わせたりして狂いを確認しました。 |
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ピラーやドアパネルに不自然なパテの途切れがありますが、一度バラバラにして再結合した跡です。 バラバラにする時はちょっとためらいましたが、結果的に理想の形となり満足しています。右端の写真はサフを吹く直前の状態ですが、苦労の跡が残っており感無量です。サフを吹くのが勿体無い感じです。 |
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サフを吹いて原型が完成です。 スイッチ類はプラ版・伸ばしランナーの細切れの貼り付けです。エアコンのルーバーもプラ版で組みましたが、 シリコン型があっという間につぶれてしまいました。ハンドルは銅線で輪を作り、T字型のプラ板を貼り付けた後ポリパテで形を整えました。 |
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MS用/JTCC用のホイールはリムとスポークを別々に流用し加工しました。 R用のスポークは「たのみこむ」より複製。センターキャップは2mmの丸棒にエンブレムを彫刻しました。 X/G/S用はプラ版より加工。G/S用は外周をポンチで打ち抜いて作りました。センターキャップは3mm丸棒にエンブレムを彫刻しました。 |
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ウインカーとリアガーニッシュは裏にメッシュを貼り付けカットパターンを再現しました。 ウィンドウは原型を作りバキュームフォームしましたが、フロントとリアしか使いませんでした。 サイドは塩ビ板を切り出して作ろうとしましたが、内部が良く見えるようにする為と、綺麗に作る自信が無かったのと、面倒だった為(笑)結局作りませんでした。 |
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シリコン型と複製品です。シリコンは失敗も含め8kgほど使用し散財です。 クリア部品にはクリスタルレジンを使用。硬化時間が長いですが、透明度が高く気泡が入り辛い材料です。 写真はすりガラス状ですが、クリアを吹けば透明度は上がります。スモーク+クリアブルーを薄く吹きました。 |
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クリア部品は原型にメッシュを貼った効果が出てます。ウインカーのカバーは実車は箱状ですので、 裏から外周部のみクリアーオレンジを吹き重ねてその厚みを再現してみました。 また隙間無く納まるようにクリアーを吹き重ねて太らせました。 |
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フロアマットは#240のペーパーにスモークを吹いたものです。 中央はディテールアップに使用したパーツです。 今回自作デカールはMD-1000で作りました。このプリンターは普通にPC用として購入しましたが、 その数年後にまさか自作デカールが製作できるプリンターになるとは思ってもおらず、モデラーとしての縁を感じます。 |
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JTCCの資料は探せば色々見つかりました。 ●TOURING CAR BATTLE 1993〜1994 ツーリングカーレース完全マニュアル ●ベストカー 1994 1/26号 ●ベストモータリング 1994 3月号 ●パンフレット |
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雑誌やネット上の画像を参考にデータを作成しMD-1000で印刷します。 ただMD-1000ではメタリックのデカールは製作出来ないため、エンブレム類は「くろま屋」さんに発注したインレタです。非常に高精細で、メタリック感もバッチリです。 |
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スパークルグリーンメタリックは特別内装色のグリーンで塗装。メーターパネルのカバーはブリスターパックを加工し、トリップメーターのリセットスイッチも作りました。 シートはメッシュ越しに濃色を吹いて布地の目を再現。 |
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左端はモデルカーズのコンテストに出した時の状態です。時間切れで研ぎ出しや窓の黒枠塗装が無い上、 持ち込み当日に海外出張が入るという運の悪さでしたが、知人に運んでもらい何とか入選し報われました。 残りの写真は2008名古屋オートモデラーの集いに出品した時の状態で、若干手直ししています。 |
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赤青はマスキングによる塗装で、デカールは自作です。 白地のステッカーは、透けを気にして白の部分は塗装により再現しています。 ロールケージは2mmのプラ丸棒です。スイッチパネル、メーターにはカーボンデカールを貼っています。 燃料タンクは0.2mmのアルミ板で作り、けがき針でプレスラインを再現しました。 |
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スパークルグリーンメタリックは青竹色+メタリックグリーン+シルバー+ブラックで調色。
ラメ感を消す為にシルバーできめを細かくし、ブラックでトーンを落としました。 クラシックレッドはハーマンレッドです。最初下地に白を吹きましたが、鮮やか過ぎてイメージと違ったため、グレーサフの上に直接塗装し直しました。シルバーストーンメタリックはブライトシルバーです。 |
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ブリリアントブラックはピュアブラック。
サンダーグレーマイカはニュートラルグレー+ブラウン+シルバー+ブラックで調色。
シャストホワイトはピュアホワイトです。 クリアーは全てEXクリアーです。 久々の塗装でしたが今回の為、コンプレッサーL5+エアブラシも購入しました。 |