ユーノス500 20GT-i 制作記 1/21/24 フルスクラッチ■EUNOS500 20GT-i(XEDOS6) |
2019ホビーショーの所属クラブのお題は「GT&フィギュア」でした。 しかし気付いたら既にホビーショーの10日前。 「こりゃいけねぇ」ということで、以前に制作した「ユーノス500 20G」のグレード違い「20GT-i」を制作することにしました。 ホイール・シートが専用で、オプションだったリアスポイラーが標準に。逆に標準だったサンルーフがオプションになっています。 |
以前制作した時の複製パーツがほぼ残っていたのでこれを使います。 ただクリアパーツは黄変していて使えませんでした。 まずは専用のホイールを製作します。プラ板の帯を巻いて、リムを製作。 |
次にメッシュ部です。実車の写真をパソコンで加工して印刷し、プラ板に貼り付けます。 ピンで下穴を開けた後、ピンバイスでメッシュの根元を穴開けします。 |
穴を開けたプラ板を、穴の半円を残すように切り出します。次にエバーグリーンの1×0.25mmのプラ材を同じ長さに18個カットします。 |
写真をガイドにしてプラ材を接着します。 同じように、今度は0.75×0.25mmのプラ材を18個接着します。 |
順番が前後しますが、使えなかったクリアパーツをクリスタルレジンNEOを使って複製します。 主剤と硬化剤を計量して攪拌。気泡が盛大に混ざりますが、15分程放置すると綺麗に消えます。 |
型に流し込んで48時間ほどしてから離型。 クリアを吹いたら綺麗な透明パーツになりました。 |
オプションのサンルーフはそのままでも良かったのですが、以前制作したものとできるだけ違う仕様にしたかったので、ポリパテで埋めました。 |
ホイールの製作に戻ります。ヤスリやリューターのビットを使って仕上げていきます。 |
リム径にカットしたマスキングテープをガイドにして、余分なメッシュ部をカットします。 |
ホイール裏面にパイプを立てます。 センターに接着出来るよう、プラ板でガイドを作りました。 メッシュとリムとの接合部に隙間があったのでサフを塗って埋め、ホイールの原型が完成しました。 |
ホイールのシリコン型を作ります。メッシュが細かくレジンが細部まで回り込みそうにないため、いつもと違う型の作り方をします。 空気が抜けるよう、パイプに細長いプラ棒を接着しておきます。 |
片面の型にレジンを注入し、気泡が残らないように刷り込みます。 そして反対面の型を押し付けます。空気穴やサイドからレジンが溢れますが、これで細部までレジンが充填されたはずです。 |
離型しましたが狙い通り複製できました。 バリはどうしても出来ますが、表面には気泡がありません。 バリを除去してタイヤ&ホイールの完成です。 |