愛車を作ろう!Full Scratch Modelling Cars

「めぞん一刻」関係

1/35 タミヤMMフィギュア改造/約1/50 フルスクラッチ

■Maison Ikkoku


柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ  1986年完成。 当時中3で工作好きだった少年はある時思い立ちました。「全国に打って出よう」(笑) タミヤ党でAFVモデラーだった少年は、タミヤのAFV写真コンテストへの参加を画策するもレベルの違いに断念。 代わりに人改コンテストに応募することにしました。リアルフィギュアを作る自信はなかったため、当時好きだった漫画「めぞん一刻」を題材として選定。 そうしてできた作品がこの泥人形です(笑) もちろんコンテストは選外、イメージに技量がついていけず、悔しい思いをしました。 レギュレーション上兵隊のフィギュアを芯にしましたが、これが事実上の初フルスクラッチ作品です。 酷い出来ですが、「全国規模のコンテストに参加」「フルスクラッチに挑戦」という点において、モデラーとして大きな転機となった作品です。

柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ  1987年完成。 前年のリベンジということで、同題材にて人改コンテストに再挑戦しました。 前作完成から数ヶ月で制作開始したものの、急激に経験値が上がったせいかまるで別人のように工作技術がレベルアップしました。 コンテストの結果はまたしても選外でしたが、それでも持てる技術を出し切った満足のいく作品となりました。 完成時「今なら何でも作れる」と強烈に実感した作品で、ここがフルスクラッチモデラーとしてジョブチェンジした瞬間でした。

柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ  フィギュアは現存しますが、竹ほうきの一部が折れてなくなってたりするなどかなり傷んでいます。 この写真は2作目が完成した直後に撮影した当時の写真です。

柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ  1989年完成。 人改コンテスト後、どれくらい小さいフィギュアなら自作できるだろうかと思い、再々度「めぞん一刻」を題材に、最終話最終コマのシーンをエポパテで制作しました。 ベースとして一刻館を制作し始めた矢先、海洋堂が「アートプラ大賞」なるフルスクラッチオンリーのコンテストの開催を告知。 優勝賞金が数十万円という非常にバブリーなコンテストで、この作品を出品することに決めて突貫で仕上げました。 壁はスチレンボードにバルサ材を貼り付けて製作。瓦は0.5mmのアルミ板を切り出し、自作の木型でプレス成形。その数約3,000枚! アホです!(笑) 時間切れのため重要なキャラクターである犬の惣一郎がいなかったり、庭には枯れ木一本という未完成状態での出品となりましたが、 恐らくかなりのインパクトがあったと思いますので佳作を頂くことができました。

柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ 柔vsテレシコワ  一刻館はフィギュアのみ残して処分してしまい現存しません。フィギュアは三重プラモサミットに展示すべく、ベースを新たに作り起こしました。 各フィギュアのサイズはご覧の通りです。
 当時各作品は郵送し、私自信は展示状態を見ていないのでどんな感じのコンテストだったのかさっぱりですが、もし当時の様子をご存知の方がいたらご連絡頂けると嬉しいですね。


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