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スズキ ハスラー 制作記

アオシマ 1/32 ザ・スナップキット No.1-A & 1-B

■HUSTLER


アオシマ スズキ ハスラー 制作記-01 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-02 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-03  アオシマ「楽プラ」シリーズのハスラーです。 当初エンブレムを変えて「マツダ フレアクロスオーバー」として制作予定でしたが、あまり面白くないのでハスラーのCM風のカラーリングで制作することにしました。 という訳で久々のマツダ車以外の制作となります。 まずはCMの映像をパソコンに取り込んで、デザインを検討します。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-04 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-05 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-06  シール紙に印刷して貼り付けてみました。黒い部分がまだ無いため締りがありませんが、概ねイメージが固まったので制作に取り掛かります。 塗装レスが基本のキットのためか全体的にスジ掘りが浅いので、掘り直しからサフを吹きました。 スジ掘りで失敗したところは溶きパテで修正します。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-07 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-08 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-09  下処理が済んだので次は全体にホワイトを塗装します。内装もホワイトになる部分と、シートのパイピング部に下地色として塗装しました。 そしてマスキング用として再度シール紙にデカールの画像を印刷しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-10 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-11 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-12  ルーフの大文字は塗装で再現します。マスキングの位置を決めるためにまず文字の余白部をルーフに貼り、次にそれをガイドにして切り抜いた文字のシールを貼ります。 そして余白部のシールを剥すことで文字のマスキングが完了です。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-13 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-14 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-15  ルーフとドアミラー、そしてシートのパイピング部にボディ色を塗装しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-16 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-17 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-18  続いてオリジナルでカールの製作です。ボディ全面に貼るデカールは、ミラクルデカールにインクジェットプリンタで印刷して製作します。 印刷したままだと水につけた時にインクが溶け出すため、クリアースプレーでコーティングします。 青ver.のルーフには「Dr.スランプ アラレちゃん」のイラストを白色で追加します。デカールはアルプスのマイクロドライプリンタMD-5500を使ってクリアデカールに印刷して製作します。 このデカールは水で溶けない上に白色やメタリック色のデカールも製作可能なため、いざという時に重宝します。 ただしグラデーションは苦手です。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-19 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-20 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-21  製作したデカールを貼り付けていきます。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-22 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-23 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-24  デカールを貼り終えました。中々ポップな感じで良いですね。 この後クリアーでコーティングします。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-25 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-26 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-27  クリアーの乾燥を待つ間にその他の部品の塗装を行います。 シートはパイピング部をマスキングして濃色のグレーで塗装しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-28 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-29 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-30  ダッシュボードはマスキングしてシルバーを塗装後、細部をエナメル塗料で筆塗りしました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-31 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-32 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-33  内装の完成です。ナビ画面とメーターパネルはキットのシールを使っています。 続いてタイヤですが、タイヤブラックとフラットブラックを1:1の割合で混ぜて塗装しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-34 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-35 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-36  ホイールは定番の方法で塗装。ラッカーでシルバーを塗装後エナメルのブラックを上塗り。 その後エナメルのシンナーで凸部を拭き取るという方法です。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-37 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-38 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-39  ボディのクリアーが乾燥し研ぎ出しも完了しました。 続いてブラックの部分を塗装するためにマスキングを行います。一部キットのシールの余白部を利用しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-40 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-41 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-42  ブラックを塗装後マスキングを剥しましたが、デカールの一部やクリア層が剥がれたり、塗装後気泡が発生するなどして表面が凸凹に。 マスキングの塗り分けラインもいい加減で最悪の仕上がりです。デカールをパッチワーク的に補修したり、タッチアップしたり、気泡を潰すなどしてから再度クリアー塗装から研ぎ出しまでをやり直しました。 表面が凸凹状態からの再クリアーのため、通常よりも更に手間が掛かりました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-43 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-44 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-45  2回目の黒塗装の時はマスキングテープを細切りにして接着面を最小限にし、細心の注意を払いました。 ようやく黒塗装まで済みましたが、ゴチャゴチャとしたデザインのため思ったほど修正が目立たず不幸中の幸いでした。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-46 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-47 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-48  続いてバンパーのシルバー部の塗装です。シルバー+焼鉄色で塗装しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-49 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-51 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-52  今回はデカール貼りや塗装を簡便にするために初期の段階でグリルを開口していました。 メッシュを貼ると奥まってしまうし、ここだけディティールアップしてもバランスが悪いので切り取った元のグリルを再利用します。 切断時少し小さくなってしまったので、プラ板等で大きさを調整します。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-52 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-53 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-54  ウィンドウの黒枠ですが、キットのシールをマスキングに活用して塗装しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-55 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-56 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-57  グリルの縁にはミラーフィニッシュの細切りを貼り付けました。 フォグランプも同様にポンチで打ち抜いたミラーフィニッシュを貼り付け、その後同じくポンチで打ち抜いた透明塩ビ版を上から接着しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-58 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-59 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-60  リフレクターのパーツはクリアー塗装のやり直しのせいもあってはまらなくなったため、少し削り込みました。 シャシーにはベース固定用のナットを設置しました。

アオシマ スズキ ハスラー 制作記-61 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-62 アオシマ スズキ ハスラー 制作記-63  各部品を組み付けて完成です。 当初2〜3週間でお手軽に済ませるつもりでしたが、何だかんだで1.5ヶ月かかりました。 苦労しましたが、狙い通り可愛らしい作品に仕上がったと思います。

以上で「スズキ ハスラー」の制作記は完結です。お付き合いありがとうございました。



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