マツダ コンパニオン 制作記Aurora Model 1/24 春海&秋穂 改造■MAZDA COMPANION |
RX-VISIONを作り始めるのと同時にこんなものを購入していました。 Aurora Modelのメタルフィギュアです。 ショーカーを引き立てるのにコンパニオンは欠かせません。 ということで彼女達には協力していただき、マツダのコンパニオンとして働いてもらいます! |
メタルフィギュアのためそのままでの改造は難しいので、一旦複製してレジンに置き換えます。 |
まずは一人目「秋穂」からです。足そろえた直立不動姿勢から、足の付け根と足首を切断してコンパニオン立ちへとポーズを変えます。 その後衣装もポリパテで作り直していきます。 |
スーツのしわなども質感を意識しながら追加します。 腕は真鍮線を芯してポリパテで新造。 パンフレットやカタログを持ったポーズにしたいため、離型剤を塗ったプラ板を掴むようにポリパテを盛ります。 |
そのまま大雑把に腕を削り、関節を意識しながら全体のバランスを整えます。 しわは少し大げさ気味に加工し、後から柔らかいラインにして全体に馴染ませようと思います。 |
バランスが取れたら一度腕を取り外し、パテが足りないところは付け足して細部を仕上げていきます。 ピンヒールも折れないように慎重に加工。本当はもう少し細いのですが、この辺で止めておきます。 あぁ踏まれた・・・、何でもありません!(笑) |
ということで一体目の加工が完了。ポーズと衣装を変えただけなので割りとサクサクと形になりました。 全体的に軽さを感じないように足をしっかりと地につけ、できるだけ重心にも気をつけたので見ての通り自立します。 |
人形っぽくならないように、腕や肩の力の入れ加減や抜き加減、パンフレットを持った指の隙間にも気を使ってみました。 |
二人目「春海」です。大きな胸を自慢げに突き出していますが、ちょっと自重してもらって背筋をまっすぐにします。 |
スーツは一人目と同じくポリパテで成形します。 |
さて、二人目のポーズは最初から決めていました。 「ハートマーク」ではなく、「マツダマーク」です。分かりますでしょうか。 腕・指はポリパテの塊から削り出しました。 |
二人目の加工が完了しました。こちらも自立します。 |
「く☆ら☆え! マツダビ〜ム♡」 元気な雰囲気のお姉さんになりました(笑) |
2体の加工が済んだのでサフを吹いてみましたが、何か違和感を感じます。そう、膝の位置が全然違う! 同じメーカーのキットなのに原型師様が違うのでしょうか? |
気になって仕方がないので修正することにしました。 左の子は膝を少し上に移動し、右の子は膝下を0.5mmほど詰めた上に膝の位置も少し下げました。 これで違和感は少なくなったと思います。 |
あらためてサフを吹き、傷消しをして塗装前の準備が出来ました。 |
まずは全体をファンデーションホワイトで塗り、足を調合した肌色で塗りました。 その上からクリアーとフラットブラック、そして極少量のクリアーオレンジを混ぜたものをオーバーコートしてストッキングを再現しました。 |
胸元の赤ラインを塗装し、頭部はマスキングゾルでマスキングします。 服はまず全体をフラットブラックで塗り、サイドの部分をブラックグレーにパールを少し混ぜたものをベースに調色したダークグレーを吹きました。 ここまで使用した塗料は全てラッカーです。 |
いよいよ顔の塗装です。「Bluebell Hobby」さんのところでお勧め・購入したコリンスキー毛の面相筆。手持ちの面相筆と合わせて、細部はこいつで塗装しようと思います。 使う塗料はタミヤのエナメルです。まずはフラットフレッシュとフラットベースを混ぜたものを全体に塗ります。 |
目を描き込み、頬にはフラットフレッシュにフラットレッド等を混ぜ他ものを塗り赤味を加えます。 眉毛や髪はフラットブラウン+フラットブラックをベースに調色したものを塗ります。 |
もう一体も同時進行です。白目は白そのままではなく、ブルーとブラックを少量加えます。 黒目は瞳孔、ハイライトも加えていますが中々綺麗に塗れずにムズイです。 影となる部分もフラットレッドやフラットブラウンを混ぜて塗っていきます。 |
頭部と腕の塗装が完了後、全体にフラットクリアーを吹いて艶を整えた後、靴をエナメルのブラックで筆塗りしました。 手に持たせるパンフレットもプリンターで印刷して作りました。 |
完成しました。油絵のようなコテコテの厚化粧になってしまい、イメージ通りには出来ませんでした。 エアブラシで塗った方が良かったかもしれません。コンパニオンは出来ればまだ数を増やしたいので、次作ではもう少し上達したいですね。 |