愛車を作ろう!Full Scratch Modelling Cars

マツダ オートザム クレフ 制作記

1/43 フルスクラッチ

■CLEF


オートザム クレフ 制作記-001 オートザム クレフ 制作記-002 オートザム クレフ 制作記-003  2017.6.25(日)に「ブルーベルホビー」さん主催の模型制作会に参加してきました。 場所は三重県の「津市橋南市民センター」です。私は初参加でてっきりちびっ子のプラモ体験会をイメージしていましたが、私を含めて7人のおっさん勇者が集結(笑)  模型談議に花を咲かせながら模型作りを楽しみました。計画的にきちんと準備をされていた方は当日作品を完成されていました。

オートザム クレフ 制作記-004 オートザム クレフ 制作記-005 オートザム クレフ 制作記-006  そして計画的に変態モデルの制作を準備していた私の題材は「オートザム クレフ」です。 初年度から月二桁の販売台数。約2年間で5258台生産し販売終了となった激レア車です。 マツダ暗黒時代の象徴クロノスシリーズの末弟、今ここに蘇る!
 えぇ、そんな訳で制作開始です。模型制作会中に形にしたかったので1/43で作ります。 流石の私もこの車を1/24で長期間作り続けるにはモチベーションがあれなんでという理由もあります(笑)

オートザム クレフ 制作記-007 オートザム クレフ 制作記-008 オートザム クレフ 制作記-009  プラ板で囲いを作ってポリパテを内壁に盛り付けます。 使用したパテは硬化が早いロックペイントの「クイックパテ120LS」です。 切削加工がやり易いように、パテは数回に分けて中空に盛り付けます。

オートザム クレフ 制作記-010 オートザム クレフ 制作記-011 オートザム クレフ 制作記-012  側面図を用いて横断面の形状を整えます。 そして自作のトースカンでセンター出しをしたら加工に入ります。

オートザム クレフ 制作記-013 オートザム クレフ 制作記-014 オートザム クレフ 制作記-015  側面図と上面図の形状に削り出したら各パネルラインを描き込み、更に削り進めます。 コツですが、削り過ぎても構わないので出来るだけ早く車の形にして、モチベーションの維持と加工のイメージを膨らませていくことです。

オートザム クレフ 制作記-016 オートザム クレフ 制作記-017 オートザム クレフ 制作記-018  鼻を描き込むだけでもうクレフらしく見えます。 デザインが酷評のクレフですが、作っている内に愛着が湧いてきました(笑)  結局模型制作会の7時間内ではここまでで断念。次回は気が向いたときに進めます(笑)

NEW
オートザム クレフ 制作記-019 オートザム クレフ 制作記-020 オートザム クレフ 制作記-021  「型取りゲージ」です。「どうやって左右対称に作っているのか」とよく聞かれますが、今まで基本的に直観に頼っていました。 今回どうも左右のウィンドウの角度が違うように見えたので、ずいぶん昔に購入したこのゲージを使ってみることにしました。 押し付けて断面形状を型取り、反対側に合わせてみます。やっぱり角度が違いましたね。 何となく性に合わないため使っていませんでしたが、簡単に扱えるので皆さんも一度使ってみてはいかがでしょうか。

オートザム クレフ 制作記-022 オートザム クレフ 制作記-023 オートザム クレフ 制作記-024  ダクトはプラ板で作ります。型取りのし易さも考えて貫通はさせていません。 フロント下部に少し大きめの凹みを作り嵌め合わせてみます。

オートザム クレフ 制作記-025 オートザム クレフ 制作記-026 オートザム クレフ 制作記-027  凹みにポリパテを充填し、塗料の厚みを考慮してマスキングテープを巻いたダクトを押し付けます。 サイドのモールも彫り込みました。

オートザム クレフ 制作記-028 オートザム クレフ 制作記-029 オートザム クレフ 制作記-030  ドアパネルの断面形状は結構複雑です。写真を見ながら慎重に加工します。 続いてダクトに桟を追加します。

オートザム クレフ 制作記-031 オートザム クレフ 制作記-032 オートザム クレフ 制作記-033  フォグランプの周りの盛り上がりをパテで再現します。ダクトの位置もずれていたので修正。 ここで一度小傷を消して全体の様子を見るために、 スチレンモノマーで溶いたポリパテを全体に塗ります。

オートザム クレフ 制作記-034 オートザム クレフ 制作記-035 オートザム クレフ 制作記-036  ポリパテが生乾きの内にスジ掘りを掘り直します。 掘り出されたパテは硬化後に削り落とします。これを何度か繰り返すとスジ掘りがシャープに仕上がっていきます。 外装はもう少しで出来上がりです。

続きはもうしばらくお待ちください。



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