愛車を作ろう!Full Scratch Modelling Cars

第52回 静岡ホビーショー(合同作品展)

2013.05.18(土)19(日) 静岡県静岡市 ツインメッセ静岡

■52th SHIZUOKA HOBBY SHOW 2013


 車・バイク


合同作品展_001 合同作品展_002 合同作品展_003  オレンジパパさんの作品です。新作の「Surf Woody」ですが、ボディはスクラッチで、カポッと外せるので中まで見せていただくことが出来ました。 木の質感再現が見事ですし、オレンジと紺の組み合わせも美しいです。他の作品もそうですが、色彩感覚が抜群です。ネームプレートもお洒落ですね。

合同作品展_004 合同作品展_005 合同作品展_006  mayupapaさんの「シトロエンDS3」と「マクラーレンMP4-12C」です。 シトロエンの方はブログで製作過程を拝見していましたが、緻密な工程で塗装とデカール貼りがなされていており、さすがに美しい仕上がりです。まだ未完とのことなので完成が楽しみです。
 sabaさんのひとり86祭り。パネル毎にカラーを変えた仕様も面白いなぁと思いましたが、やっぱり愛車仕様が一番に見えました。

合同作品展_007 合同作品展_008 合同作品展_009  開閉モデルの大御所かっぱコーヂさんとpageさんの作品。静岡でpageさんの作品が見られるとは思っていませんでした。 ストラトスは形状、開閉機構ともに複雑そうですが、全く破綻していません。ランドクルーザーはバイザーなどもちゃんと作られているし、灯火類も点灯するなどクオリティ向上の進化が止まりません。

合同作品展_010 合同作品展_011 合同作品展_012  S.E.M.さんのブースの2台の「アヴェンタドール」。どちらも美しい仕上がりですが、特に紺メタの作例はあまり見た記憶がないので見入ってしまいました。 作りこまれたエンジンなど、素晴らしい完成度の「ニッサンR89C」。オミッターズさんのピールをはじめ、小さめの作品がずらり。小さくてもどれも丁寧に作られていました。

合同作品展_013 合同作品展_014 合同作品展_015  8マンさんのフルスクラッチF1。何度拝見しても美しいの一言です。 新作は佐藤琢磨のインディカーです。なんとGWの途中から製作開始されたそうでそのスピードにびっくりです。 秋には完成予定とのことなのでとても楽しみです。
 S.E.M.さんのところで話題のピールですが、こちらはその原型者さんの作品ようです。他にも可愛らしい車が沢山。流石に愛情がこもった感じの出来栄えです。

合同作品展_016 合同作品展_017 合同作品展_018  hirobeさんの新作「Audi S1」です。かなりの難物だったみたいですが、出来上がってしまえばいつものhirobeクオリティ。 レジンキットとは思えないような完成度です。フロントから見た姿は迫力満点! さっくりと作られた「VW TYPE2」も私には真似できない仕上がりです。

合同作品展_022 合同作品展_023 合同作品展_024  高松ニッパーズの皆さんの作品です。とにかく塗装が美しい作品が多かったです。 この「フェラーリ458」も艶々です。「Triumph TR-3」は内装も素晴らしく、赤いシートに白いパイピングがとてもかっこ良いですね!

合同作品展_025 合同作品展_026 合同作品展_027  アルファロメオとメルセデス・ベンツの2台も、ほんと鏡のような映り込みで美しいの一言です。 いつも展示会でお世話になっているかばさんはNSXをずらり展示。「なんでこんなに沢山作ったんですか」と伺うと「katsuさんのランティスと同じですよ」と返され納得です。 仕様違い&カラバリで作り比べるのも楽しいですよね。

合同作品展_028 合同作品展_029 合同作品展_030  ART-Hiranoさんの「ビートル」。艶消しパールのような美しい塗装で、RCボディらしからぬ異彩を放った作品でした。残念ながらタイミングが合わずにお話を伺うことは出来ませんでした。 隣の壁には全部手塗りのボディが! 「あなたのあきれるた顔を見てみたい!」。えぇ、呆れましたとも(笑)
 ポールスミスカラーの「ミニ・クロスオーバー」。大変なマスキングの末の作品でしょうが、とてもかっこ良いです。

合同作品展_031 合同作品展_032 合同作品展_033  これはうまい!と思ったペーパークラフトのディフォルメF1です。フィギュアまで作られているのは珍しいですね。 エンジンの再現、カウルの脱着など、見所が多いです。

合同作品展_034 合同作品展_035 合同作品展_036  こちらはいつも超渋いビネット作品を作られている方です。 今回展示された作品も滅茶苦茶かっこいい! フィギュアのポーズや衣類の質感など、全てが実に自然で今にも動き出しそうな感じです。

合同作品展_037 合同作品展_038 合同作品展_039  1/43モデル達です。まずは2012年仕様の「ロータス」。ライコネンの活躍で段々かっこよく見えてきました。新ブラックビューティとなるか。 片山右京の「ティレルヤマハ」。あの頃の活躍が思い出されます。誤魔化しが効かないミリメーターのデカールの処理も完璧です。

合同作品展_040 合同作品展_041 合同作品展_042  同じく1/43の作品。両端のアルファロメオは共にフルスクラッチだそうです。 私もこういったラインが出せるようになりたいですね。

合同作品展_043 合同作品展_044 合同作品展_045  最後も1/43です。「フェラーリ312T」はもう1/20を飛び越えて1/12並の超絶ディティールアップが施されています。 1/43でもここまで出来る(出来る人は出来る)んだなぁと脱帽しました。

 AFV


合同作品展_046 合同作品展_047 合同作品展_048  AFVの作品は、正直素人目にはどれもクオリティが高く見え、全部写真を撮りたいところでしたが多すぎたので途中であきらめました(笑) そんな中写真に収めた一部の作品をご紹介します。
 タイガーT型。ゲベックカステンの2個使いが目を引きました。実際にもこんな使われ方もされていたのでしょうか。

合同作品展_049 合同作品展_050 合同作品展_051  冬季迷彩が美しい「JS-2」。ベースも含めて美しすぎるくらいですが、敢えて汚しを行わずに狙ったのではないかと思います。 真ん中は少し汚しも加えた冬季迷彩のビネットです。V号戦車は履帯の積み方や泥の表現が秀逸です。

合同作品展_052 合同作品展_053 合同作品展_054  泥や水の表現がとてもリアルなジオラマです。

合同作品展_055 合同作品展_056 合同作品展_057  こちらは草むらの表現がリアルです。キャタピラに草が巻き込んだ表現も良いですね。

合同作品展_058 合同作品展_059 合同作品展_060  フィギュアの動き、塗装が素晴らしい作品です。馬の毛並みの表現も、塗装で見事に雰囲気が出ています。

合同作品展_061 合同作品展_062 合同作品展_063  ひまわりを使ったジオラマも毎年見ますね。某大御所モデラー様の影響でしょうか。

合同作品展_064 合同作品展_065 合同作品展_066  廃屋は全てスクラッチなのでしょうか。AFVモデラーさんってほんと凄いですよね。

 キャラクター


合同作品展_067 合同作品展_068 合同作品展_069  でかいシャアザク! 凄い迫力です! 小学校のクラブで製作したそうですがいいですねぇ。 このような大きい模型は煽り構図で見るに限ります。シャアのポーズも決まっていて益々良いです。

合同作品展_070 合同作品展_071 合同作品展_072  ジャブローに散る!散る!!散る!!!
 確か小・中学生の子が作ったものもあったと思いますが、私が子供の頃放送されたアニメの名場面が、今の子供にとっても名場面とは、1stガンダムはつくづく凄いなぁと思います。

合同作品展_073 合同作品展_074 合同作品展_075  ウッディーなガンダムとエヴァ。燃えるゴミの日にも出せるエコな作品ですね(笑)

合同作品展_076 合同作品展_077 合同作品展_078  グロス仕上げの独特な雰囲気を持ったエルメス。ララァも搭乗しています。 隣にはスタイリッシュなサイコガンダムも展示されていました。

合同作品展_079 合同作品展_080 合同作品展_081  景気に左右されずに毎年続々と生産されるジム。作者らしき方が「朝起きて、歯を磨いて、ジム作る」みたいな事を語ってらっしゃいました(笑)。
 リアルバージョンのゴーイングメリー号。写真を整理していて気付きましたが、フィギュアも乗っていました! しかもキャラクターの雰囲気がよく出ている!

合同作品展_082 合同作品展_083 合同作品展_084  宮崎キャラはいつも人気です。
 紅の豚のジオラマ。崖の割れ目にカーチスもいます。

合同作品展_085 合同作品展_086 合同作品展_087  続いてラピュタの城。極小のラムダがいました!
 写真では分かりませんが、猫バスの足は電動でワキワキと動いていました。

合同作品展_088 合同作品展_089 合同作品展_090  最後はルパンのOP&EDシリーズ。ドヤ顔で走るルパンなんてそっくり!

 その他


合同作品展_091 合同作品展_092 合同作品展_093  静岡ホビーショーは予想だにしない作品に巡り合うことが出来るので面白い。 今回一番驚いたのは「女郎蜘蛛」。作品は大きい上に、クオリティも高くて怖い怖い(笑)。 世の中には色々なものに情熱を傾ける人がいるんだなぁとつくづく思います。

合同作品展_094 合同作品展_095 合同作品展_096  鉄道模型はあまり興味はないのですが、ケーキ型のレイアウトを製作された方の作品はいつもアイデア満載で好きです。
 パソコン誌の表紙を彩る作品群。いつ見ても素晴らしいセンスです。

合同作品展_097 合同作品展_098 合同作品展_099  センスだけでなく造形のクオリティもとても高く、決して真似することが出来ないオンリーワンの作品です。

合同作品展_100 合同作品展_101 合同作品展_102  昨年製作中であった「プラモデルを1/1で作る会」1/1のヴィーゼルが完成していました。 もはやプラモデルではありませんが、この情熱はどこから来るのでしょう。走行する姿を見たいものです。

合同作品展_103 合同作品展_104 合同作品展_105  ペーパークラフトも行き着くとこまで行った感があります。 写真のように、「紙」と表示していなければ紙製であることに気付く人は少ないでしょう。

合同作品展_106 合同作品展_107 合同作品展_108  シャーマンはもちろんキャタピラまで紙製です。


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